ウクレレの弦と種類。フロロカーボンを使ってみてはどうでしょう。

最近ウクレレでフロロカーボンの弦のが各メーカーから出てますね。ウクレレの弦ってどんな種類があるのでしょう。それでは代表的なものを紹介します。

ナイロン弦

ウクレレの弦は大きく分けて3種類あってよく目にするがナイロン弦。

楽器屋さんに行けば各メーカーから何種類も出ています。柔らかく押さえやすいため初心者にも最適な弦で、購入時のウクレレに張られている弦はだいたいナイロンです。

ナイロン弦は色による音色の違いもありますがクリアタイプは素直な柔らかめの音質。ブラックタイプはクリアより低音が強く、硬く感じる音質です。

ナイルガット弦

ナイルガット弦はガット弦(羊や牛などの腸から作られた弦)に近い音が出るように人工的に作られた弦です。
ガット弦は耐性があまりなく温度変化に弱いため最近、楽器屋さんでは見かけませんが、人工的に作られたナイルガット弦は強度があり、湿度や温度変化にも強いという特徴があり音質もよいと評判の弦です。

弦の色は白色で、値段は少し高いです。

ナイルガット弦を張ったジャズマスターっぽい自作ウクレレ。

フロロカーボン弦

魚釣りで使用されているフロロカーボン。ウクレレ弦としても多く使用されています。ナイロン弦と比較して擦れに強く、硬めです。

比重はナイロンより大きく、(比重1.7)弦を交換したとき初期の伸びが少なく音量もしっかりしています。(とはいえ張り替え直後は伸びまくります。)

実際、使用している弦

ここ数年、自作ウクレレは鮪力(ゆりうき)というフロロカーボンの釣り糸を使ってます。

鮪力® | 釣具の総合メーカー デュエル (duel.co.jp)

メーカーさんの説明だと『強力且つ、しなやかで扱い易い!大型魚の急激な引きに対して、最高峰の耐衝撃強度!』とのこと。

25メートルある物を買ったのでウクレレが30本以上作れる長さです。笑

上の写真だと分かりずらいのでもう一枚。パッケージはかなりデカいです。

サイズ1弦から、10号、16号、20号、35号。音量もありサスティーンも長く割といい感じです。

Low-g仕様のため35号を使用していますが、Hi-gにしたければ4弦に10号を使ってください。

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