ナットとサドル
サドルは可動式でオクターブチューニングができるようにしてあります。完成時も接着してません。
オクターブチューニングとは、チューニングして開放弦のチューニングはあっているのに高音側を押さえた音がずれている。そんなときサドルの位置を動かして調整する方法のことです。
ボディーとネックの接続方法
ネックとボディーはねじ止めなので、ボディーに下穴をあけます。
塗装後この下穴にビスを打ちネックとボディを固定します。ネックとボディーが分かれるので
すごく綺麗。塗装するのがもったいないぐらい!!
サドルの位置を決めるため仮組をしました。ネックからサドルまでの距離を測りブリッジの位置を決めます。
ポジションマークを埋め込みます。
数年前はできるだけ木にこだわっていてナットもブリッジも木です。フレット側面のポジションマークは爪楊枝です。(笑) はみ出た爪楊枝を削るとこのようにフレット側面に丸い2ミリほどのポジションマークが現れます。
今回も塗装工程の写真はありません!色を塗りながら写真を撮るということができませんでした。
次の写真で・・・
完成しました!!
が、上の写真のブリッジは使いませんでした。
実は、このウクレレの行き先は数年前、子供向け教育番組に出演されていた『けっさく君』こと谷本 賢一郎さん通称タニケンさんにサプライズプレゼントです!
実は谷本さんのCDのジャケットにも使ってもらいました!『うたの店長さん』というCDです。
それでは『ウクレレ作りいくらかかる』最終回のコスト発表です。
木材高騰のため計算し直しました。 (2021年現在)
最終的なコスト
- ボディー材 SPF 2x10 320ミリ 約350円
- トップ材 桧 105x12x300ミリ 約120円
- バック材 桧 105x12x300ミリ 約120円
- ネック SPF 1x4 450ミリ 約80円
- 指板 おそらくチーク 45x250x7ミリ 約100円
- フレットワイヤ 約230円
- ブレージング 約200円
- ポジションマーク 約10円
- ブリッジ サドル 約50円
- ペグ 約850円弦 約300円
- ストラップピン 約100円
- 専用スタンド 約110円
- 合計 2320円
残念ながら2000円を切ることができませんでした。なお上の料金に計算しにくい消耗材料費と塗料代は含まれておりません。
2000円を切ることはできませんでしたが、趣味としては良い趣味だと思います。少々道具にお金がかかりますが道具は他のことにも使えますしね!
前の記事です。ウクレレ作り いくらかかる?2 趣味にはお金がかかる物です!