ボディーの制作
それではボディーをつくります。タイボンドは左右の両端だけ。どうせくり抜くから真ん中は塗る必要がありません。限られた小遣いの中からの出費です。必要最低限で行きましょう!!
自作で見栄えは悪いですが、プレス機で挟みます。

次の作業にかかるまで一時間程乾燥させましょう。焦ったら失敗の元です。
接着剤が乾燥したらボディーの材料にウクレレの型を書きます。

だいたいこんな感じです。この時、なるべくずれないように表と裏の両方にボディーを書き写しておくことでひっくり返して切るときや、削り出すときの目安になる線があるので大変便利です。必ず表と裏に書くようにしましょう。

今回使用したボディーを挟んでいる自作プレス機ですが車のジャッキ(ハイエースとかに乗っているダルマジャッキ)を2個使って作りました。構造は簡単なので自作すれば強い力で圧力をかける事ができますが、一般家庭にはハイエースとかのジャッキが2つも無いですよね。
そこでダルマジャッキがない場合、普通のパンタジャッキ(一般的な車に乗っているジャッキ)を使って代用してもいいです。
それもない場合はコンクリートのブロックなどの重たい物を載せておいてください!

ボディーの切り出し
丸鋸でギリギリまで切ります。ここら辺の作業はいつも通りですね。

ボディーのクビレなどは丸鋸では切りにくい場所が出てきます。ノコギリなども活用してなるべくギリギリで切りましょう。

だんだん形になてきました。次はドリル(ボアビット)でカッタウェイの部分を作ります。
カッタウェイとはギターとかで高フレットを弾くときにボディーが手を邪魔しないようにカットしてある部分のことです。
作業的には下の写真のように穴をあけ、ノコギリで切ります。

ノコギリで切るときはバイス台に固定していた方が、手で押さえながら切るよりも力が逃げずに楽で安全に切れます

大まかなボディーが出来上がりました!
作業をする上での注意
- 回転する工具を扱うときは、巻き込まれるのを防ぐために絶対に手袋をしないように!
- 丸ノコなどは必ず説明書に目を通し、危険とされている事はしない!
今週はここまで!...しか作れませんでした。次回に続きます。
次のウクレレの記事 コツコツ作る自作ウクレレ。
