ウクレレ買いました。
今を去ること数年前。
Amazonでギターやベースを眺めていたら ふと目についたのがエピフォンのウクレレ。この手の楽器は今、買わなければ次はいつ生産されるかわからない!! という代物。
『ああ、ウクレレらしからぬそのフォルム。そして9000円を切るその値段。(定価はもっと高かった)ヘッドに輝く金色のレスポールのロゴ。(ギブソンじゃなくてもいいじゃないか)今しかない。そう今しかない。来月の給料日にはもう出会えないだろう...。』
長くなりましたが 自分の脳内でいろいろと理由をつけて ついカートに入れてしまいました。
それがこちらのウクレレ
ウクレレというより超ミニギター的な見た目。
エピフォンなのでキチンとしたレスポールのロゴです。
思わず買ってしまった超ミニギターのようなウクレレ。生産中止になる前に手に入れることができてよかったです。
それからしばらくは弾くだけで満足だったのに、なぜか構造が気になりはじめ、サウンドホールから中をよ~く観察してみると・・・ボディーのサイドは曲木じゃなくて『くり抜き』でした。
(曲木とは木を曲げる加工の事です)
つまり、このウクレレは多少の接着はあるものの、基本的には木材を切り 削り出し 貼り合わせれば作れる代物。必要なものは木を切り、削る道具、そして根気だ。という結論に至りました。(基本的にウクレレのボディは曲木で作られます。)
曲木でウクレレを作るには型が必要だけど、切って削ってなら作れるんじゃない?
安易な考えだと思います。だけど頭の中ではあの材料を買って、こう切って、あそこを削って接着すれば...よしナフコ(ホームセンター)行くか!!
そう、このブログは満足にウクレレを弾けもしない40代のおじさんが思い付きでウクレレを作り始めるブログです。
ウクレレの試作品
ウクレレなんて作ったことがないにも関わらず、できそうだからやってみようと始めたウクレレ作り。基本的には切って削って貼り付けての単純作業。道具があれば意外と何とかなる物です。
そしてこちらが試作品です。
エピフォンのレスポールモデルのウクレレに影響を受けたにも関わらず、なぜか試作はテレキャスター(笑)。
試作品ということで完全な試作品。ツッコミどころ満載な仕上がりで 細部まで写真に撮るとあまりにも恥ずかしい出来です。
使用した材料
さて、ボディーに使用した木材はというと すべてホームセンターで買うことのできる材料です。
トップとバックの板(表の板と裏の板)は2.5mmのベニヤ板。もちろん一番安いやつ。
ボディとなる材料は2x6(ツーバイシックス)を貼り合わせて1本の材料として使用。
ネックはバラ売りの無垢フローリング材。厚みは15ミリ
フレットワイヤーはネットで購入。
試作なのでコストをかけずに仕上げました。また制作中の画像は撮っておりません。まさかブログを始めるとは思ってもみなかったし、完全に自己満でした。
そして、材料がかなり余ったのでこの後2本目、3本目と作っていくことに。笑
この頃、音がいいとか悪いとか全く気にしなかったので、鳴りが悪ければピックアップ(マイクのようなもの)をつけてアンプから音を出せばいいと思ってました。
適当な釣り糸を張ったような音ですが、捨てる事ができない愛着のある1本です。
次回以降、少しずつ工作している画像を盛り込んでいきます!
実際に作ってみて
ボディーのサイドを曲げて作るわけではではないので、作業自体は切るか削るかがメインになるので木の切り屑や削りカスがかなり出て掃除が大変でした。
しかし自分で作った楽器がきちんと音を出すってすごく感動します!これからも少しずつ作って行こうと思うので、このブログをまた見に来たください!
また、自作でウクレレを作るといくらかかるか計算した記事もあるので良ければ見て下さい!